引っ越しの挨拶

以前から考えていたこともあり住み慣れた大阪八尾(やお)から神戸市西部の高台にある自立健康状態で入居する老人施設に夫婦で引っ越してきました。

とにかく引っ越し前からやることが多すぎてブログも中断したが、引っ越し後も手探りで地理や施設の理解、届けや手続き、またトラブルも継続中でまだまだ落ち着かない日々を過ごしています。

本格的にブログを再開するまでには至っていないが取り敢えず表題もマイナーチェンジし気持ちを表したいと思った次第です。

時代小説の大家・藤沢周平さんの作品に東北の小藩の元藩主用人・三屋清左衛門(みつやせいざえもん)が身を引いた後の日々を描いた「三屋清左衛門残日録(ざんじつろく)」があり仲代達矢さん、北大路欣也さんなどの主演で何度か映像化もされた。

この中での時代劇ファンなら周知の清左衛門の述懐、
「日残りて 昏(く)るるに 未だ 遠しーーー」
「老いること、すなわちまた生きることなりーーー」

まだまだ若いつもりながら、現在の心境にもピッタリするような気がしてマイナーチェンジ表題の一部に使わせて貰いました。

また神戸は私のふるさと山口県が生んだ大先輩の偉人・伊藤博文公が維新後初代知事を勤めて開港に取り組んだゆかりの地です。

【若き日の 伊藤博文 名を遺す 神戸の街に 残日刻む】

勝手ながら取り敢えず挨拶のみですが、ゆっくりボチボチ始めたいとおもいますのでどうぞ宜しくお願いします。