6月句会

施設の俳句サークルの6月例会が開かれたが、私は都合で出席出来ず幹事さんの手をわずらわせ出句のみとさせてもらった。

私の出した五句はブログに書いたものに手を加え以下の通り。

カラオケに来し方託し夏に入る

幼子をリュックに入れて夏の山

ビル街の狭間にキラリ夏の海

雨上がり若葉の色素こぼれ落つ

幼子の指差す先に「仏の座」

幹事さんの情報では②と⑤の句にそれぞれ3人の方から選に入れてもらい、更に③と④にもひとりずつ選に入れてもらったとのことで、出席は出来なかったものの良い結果が得られて喜んでいる。

自分では中でも①と②が気に入っていたのだが、評価が分かれたようで主観と客観の違いを非常に面白く受けとめさせてもらった。

その結果を踏まえ館内に掲示される三句は幹事さんの方で②、④、⑤を選んでもらった。

回付されてきた全出句を後で見せてもらった中から私が最もいいね!と思ったのは以下の句で歳をとってからも変わらぬ学ぶ姿勢が感じられた。

 

晩学や静かに喫す古茶の味

 

🔘健康公園のヤマボウシ(山法師)の花、昨年この地に越してきて同級生に写真を撮り名前を教えられた。あれからもう一年経ったかと感慨がある。

それにしてもこの花は、遠くから見ると比叡山の山法師(僧兵)の袈裟頭巾(けさずきん)姿にそっくりである。