ウイーン・フィル ニューイヤーコンサート2023

昨年末ベートーベンの第九交響曲演奏会のチケットを頂き聴きに出かけてから、自分のカラオケ昭和歌謡主体の音楽に対し多少の反省もあり、また同級生からクラッシックの曲紹介LINEを頂いたことで、最近時間があるときYouTubeで時折クラシック曲を聴くようにしている。

そんな折り年末年始のTV番組表を見ると元日にウィーン・フィル  ニューイヤーコンサート2023という特別番組が放送されることを知り録画して鑑賞することが出来た。

説明を聞くとこのコンサートは例年年始の恒例で世界的な行事になっているらしい。

指揮がオーストリア人フランツ・ウェルザー・メスト、もとより私は全く初めてだが世界的な指揮者のひとりらしい。

プログラムは2拍子のポルカ、4分の3拍子のワルツといったダンス曲中心の小品14曲でこれらの大部分がヨハン・シュトラウスのファミリーによる作曲のものとの事であった。

(これらの中にはポルカ・フランセーズ「上機嫌」というウイーン少年合唱団、少女合唱団との共演曲がある)

ヨハン・シュトラウスの名前だけは知っていたが、父ヨハン、一番上の息子でワルツ王と言われた同名のヨハン、弟二人がヨーゼフとドウアルトという4人の音楽家ファミリーというのは初めて知った。

クラシックの演奏会というと長い交響曲を演奏するのだと思っていたが、このように小品を14本並べて演奏するような形式もあるのだとこれも新しい知識である。

実際の演奏は録画している強みで2回繰り返し聴いたが馴染みのメロディーはほとんど無く耳を慣らすのに終始したような気がしている。

解説者の言葉で、小品を数多く演奏するのでその繋ぎの部分曲の始めと終わりが大事と言っていたが、聴いていて全く違和感は感じず、さすがに世界レベルなのだろう。

アンコールで演奏された中に「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」がありこれは何れも聞き覚えがどこかであり正直ホッとして聴き入った。

まだまだカラオケ演歌・昭和歌謡の道から抜け出せていないが今後も色々と試せたらと思っている。

 

【新居にて 雑煮の味も 少し濃く】

 

🔘介護棟の庭シリーズ、画像検索ではヤブコウジの仲間のように見える。

実をそのまま大きくするとサクランボのように見える。