昨日午後から今朝にかけて住んでいる神戸の西方では「すごい」と呼ぶしかないような重い霧が押し寄せて来た。
昨日は歩いていると空気中の水の微粒子が目にも見えて、海の方から風に乗って沸き立つようにやって来るような感じであった。
今朝も窓を開けるとその名残りが充分あり海が全く見えない。
大阪湾方向を見る。
霧は当たり前のことながら空気中の水分と陸地、河川、海面など地表の温度差があるところに生じるので、考えてみれば神戸のように山と海が接近している場所は霧が生じやすいのだろう。
おまけに昨今の梅雨空で全体に湿気が多く、また気温も高いところから海面からの蒸発量も多く、霧発生の条件が揃い過ぎているような気がする。
🔘以下余談ながら、
・霧の歌は数多いが私がカラオケで唄ったことがあるのは、瀬川瑛子さんの「長崎の夜はむらさき」いい歌です。
♪︎♪︎霧にうるんだ めがね橋
そっとのぞけば あなたが見える♪︎♪︎
・戦国時代の合戦で霧が戦局を左右した有名なものが、上杉謙信と武田信玄が戦った「川中島の戦い」。
「妻女山(さいじょさん)は霧深し」の言葉がのこる。
武田信玄は一手を割いて上杉謙信のこもる妻女山に夜襲をかけ、あわてて下りてくる上杉軍を待ち構えるが、その裏をかいて上杉謙信は霧に紛れて山を下り武田軍に不意討ちをかける。
🔘スモモやヤマモモと出会い、健康公園の樹木が気になり出してよく見ていくと、幾つかの木々に名札がぶら下がっており、またとない学習機会になっていることがわかってきた。これはクスノキ(楠)。