「不良という矜持(きょうじ)」/打ち納めゴルフ

下重暁子(しもじゅうあきこ)著「不良という矜持」自由国民社刊を読み終えた。
近くの図書館に本を借りに行き、4冊までは思い通りに選び、最後の1冊をどれにするか考えていた時、人気本コーナーに置かれていたのが目に留まり衝動的に手に取ってしまっただけなのだが。
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下重暁子さんというと私よりも年配のNHKアナウンサーという印象が強いが、その後自転車振興会(競輪)の会長なども勤められエッセイなどで知られ、2019年6月15日のこのブログで「極上の孤独」という本を読んだことを書いたことがある。

ここで云う不良とは「枠にはまらぬ自由な人間のことである」と定義されているが自分を不良の一員としてその生き方、考え方、ライフスタイルを綴ったエッセイ集と思える。

今の世の中で男性、女性の区別をするのはあまり好ましいことではないが、著者は個人や個性を尊重して自由な生き方を貫こうとする志向が文章のあちこちから感じられ、男の私にもうなずけるような考え方が見受けられる。

全体を要約するのは難しいが、自分なりに「理解できるな」と思った文章を紹介。

『多くの人は、何かにつけて「人がどう思うか」ってことを気にしますよね。~~
ものを考えたり決めたりする基準が、「自分」じゃなくて「ひと」~~
どうして自分より先に、人のことを気にするのか、まずは自分でしょ。~~~』

『実際どんな世界でも認められるのは、媚びを売る人より毅然としている人じゃない?山口百恵なんて、ニコリともせずに毅然と歌って、「バカにしないでよ!」で大人気でしょ。文句なしにしびれちゃいますよね。私の世代では、やはり美空ひばりが別格ね。~~~』

◎昨日は今年の打ち納めも兼ねてホームコースの70歳以上が参加する「泉寿会」の月例会に参加してきた。

風もなく12月としてはこれ以上ない暖かいコンディションのなか、前半は思うようにいかずミス連発で46、後半は徐々に立ち直り42、トータル88、何とか80台の目標をクリアーした。

今年の最後を何とか目標達成で終えようと後半必死で頑張った結果で、参加27人のベストグロス、素直に嬉しい。

・昨日はとても見通しがよくゴルフ場から大阪市内まで見渡せた。
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・ゴルフ場の林に一輪だけ咲いている花、名前は?
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