「おかえりモネ」が終わった

5月から始まったNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」が終わってしまった。
最近では毎日録画した分を、ストレッチも終えた夕飯前に観るのが日課になっていた。

以前に観た時代劇ドラマ「菜々の剣」以来、清原果耶さんに注目し、何れ連続テレビ小説に主演するのではと思っていたが、直ぐにそうなってしまい毎日の進行を楽しみにしていた。

自分がそれなりの歳になっているせいか、ある程度歳のいった脇役陣が若い人を盛り立て存在感を出してとても良かったように思う。

特に印象に残ったのが以下の人達だろうか。それぞれが歳をとっても前向きに生きている姿を上手く表現している。
・祖母 竹下景子
・祖父 藤竜也
登米伊達家当主 夏木マリ
森林組合職員 でんでん
・漁協組合長 菅原大吉

気象会社の話は明らかに「ウエザーニューズ社」を意識したものだろうが、現実の民間予報会社の活動はもっと深く幅広く行われており、更に突っ込んだ描写が有ってもよかったように勝手に思っている。

東北・気仙沼がふるさとの設定であり、当然東日本大震災は避けて通れず、この事を背景にした各々が引き受けた精神的な荷物はかなり重苦しいものがあったが、しかし最終的にはこれにとらわれず、殆どの登場人物がこれ等を踏まえて前を向いて進むように表現されているのは、観ている方からするととても心が安らぎありがたい。

このドラマを跳躍台にして清原果耶さんも妹役・蒔田彩珠さんも、更に同級生役の若手俳優さん達も一段と前に進むのだろう。
ひととおり顔を覚えたので、それぞれにまたどこかで出逢えるのを楽しみにしている。

◎近所の小学校から顔を出しているのは図鑑を見るとヒメツルソバのように思うのだが。
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