鎌田實さんの経歴を見ると私よりひとつ歳上とのことで、白いひげがトレードマーク、医師と作家の二足のわらじで度々マスコミなどに登場されている。
その鎌田さんが書かれた「鎌田實の人生図書館」マガジンハウス刊 は副題が「あなたを変える本と映画と絵本たち４００」になっている通り、著者がこれまでの人生の中で出会い色々な種類の感動を覚えた本、映画、絵本を４００ほど挙げて紹介した内容になっている。
「はじめに」として書かれた最初の文が「本が人生の土台をつくり、映画が心の栄養剤になり、そして絵本が癒しをくれた」となっている。
・なぜか気になる外国作家ベスト１０
・見逃した映画に宝物が眠っている
・カマタの好きな絵本ベスト１０
などと名付けられたくくりごとに著者の思いの丈で選ばれたものが紹介される。
私も本好きや映画好きの末席に連なるものだが著者の博識や的確な見方には感じるところがある。
共感するところは随所にあるが、中でも特に私の想いにピタリ来た箇所が、
・”泣けたり、あったかくなる“映画ベスト１０の中で連続して挙げられた３つの映画
３位ー「ショーシャンクの空に」
４位ー「グッド・ウイル・ハンティング/旅立ち」
５位ー「最高の人生の見つけ方」
何れもアメリカ映画でいつまでも私の記憶に残っており、観て良かったと思うと同時に心の栄養に確かになったなと余韻が残る。
絵本は休日に大阪・天王寺の本屋に子供と一緒に行き買った、「とこちゃんはどこ」「三びきのやぎのがらがらどん」「ぐりとぐら」「おおきなかぶ」「ふるやのもり」などが今でも記憶に残っている。
◎手持ちの図鑑には見当たらないような？
くぬぎ林の近くに植えられている。
