お帰りモネと京都見廻組(みまわりぐみ)

NHK連続TV小説「お帰りモネ」は応援している清原果耶さん演じるモネこと百音(ももね)が題の通り故郷に帰り、いよいよ佳境を迎えた感じがある。

ここにきて妹役の蒔田彩珠さんの存在感が増して来たように思うが、実はこの番組を見るまで全くその存在は知らなかったのだが、セリフより表情で演技が出来ているような気がして感心している。

NHKのホームページを見ると「まきたあじゅ」と読むらしいが実は妹役に興味を持ったひとつがその苗字で、牧田などは多いが蒔田と書くのは珍しいのではないだろうか。

唐突に申し訳ないが、私はこの出演者紹介字幕で直ぐに幕末の京都見廻組を統率した蒔田相模守広孝(まいたさがみのかみ・備中浅尾藩主)を思い浮かべてしまった。読みは少し違うようだが根は同じように思われる。

見廻組は高名な新選組とほぼ同じ時期、同じ目的で結成された治安維持武力集団で新選組が浪士主体に対し、幕臣の子弟中心に結成された。

守護する範囲も違い新選組ほどは世間に知られていないが
長州藩と「禁門の変」でも戦っている。
また現在では坂本龍馬暗殺は見廻組の仕業というのがほぼ定説になっている。

もうひとつふるさとの長州藩と縁があるのが、倉敷浅尾騒動と呼ばれる事件で、慶応2年(1866)長州第二奇兵隊の暴発組が幕府倉敷代官所と近くの蒔田氏浅尾陣屋(現 総社市)を襲撃した事件でこれを題材に司馬遼太郎さんが「倉敷の若旦那」という短編小説を書かれている。

ちなみに蒔田広孝は後に新政府に帰順し公職に就いた。

どうも私には名前に興味が湧いてくる気質があるらしい。

◎昨日はホームコースの月例競技会の日、生憎明け方まで雨模様だったが天気予報ではAM9時頃には雨があがるとのことで、これを信じて参加、何とか雨を回避出来て良かったものの、気温が一気に下がり季節の変化を強く感じる日になり、たまたまゴルフバックにウインドブレーカーを入れていたことで、多いに助かった。

スコアーは42、43、トータル85、高齢者用の距離設定ながら目標の80台は達成した。順位発表は後日。

◎昨日朝は曇り空で周囲の山は全く見えず。しかし帰途ゴルフ場の入り口から見ると夕日が射してコース越しに二上山が綺麗に見えた。
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ゴルフ場の進入路付近のミカン畑
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