このところゴルフの予定日が雨にたたられっぱなしで昨日は約1ヶ月ぶりのゴルフ、地域のコンペだったのがやはり強雨の予報で前夜に中止連絡が幹事からあった。
やむを得ず朝からその代わりの練習場に行ってきた。
最近、この練習場で2~3の同年輩の方と知り合いその縁で元クラブチャンピオンの方から色々なスイングのアドバイスを受ける幸運に恵まれている。
キャンセルしたゴルフ場は滋賀県大津市にある。
天智天皇(てんちてんのう)の時代、百済を後押しする大和朝廷軍は白村江(はくすきのえ)の戦いで唐、新羅(しらぎ)の連合軍に大敗した後、人心一新と大陸からの軍事侵攻に備えるべく667年近江国(滋賀県)に大津京が造営遷都(せんと)された。
このゴルフ場は瀬田川を越えて北西方向に大津京跡を見下ろせる位置にありその事も楽しみにしていたのだが残念でならない。
この大津京がいわゆる志賀の都である。都は天智天皇死後に起こった古代最大の内乱・壬申の乱(じんしんのらん)で焼け、勝利者・大海人皇子(おおあまのみこ)、後の天武天皇(てんむてんのう)は都を飛鳥(あすか)の地に復した。
この志賀の都に関わった歌、加藤登紀子さんも良いが、私としては勝手ながら倍賞千恵子さんが唄われるのがいちばん良いと感じている。
琵琶湖周航の歌 一番
♪︎♪︎われは湖の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
のぼる狭霧や さざなみの
志賀の都よ いざさらば♪︎♪︎
◎地理的に見ても、作詞者が所属したといわれる旧三高(現京大)ボート部が琵琶湖を廻るのはやはり大津が出発点になるのだろう。
◎畑の雑草によく見ると小さな花が。