本の感想を頂いた

山口県周南市在住の中学同級生の紹介で、私がこのブログから抜粋編集した自費出版本を送らせてもらったふるさと厚狭にゆかりのお二人から、同級生を介してわざわざ自筆の感想文を頂いた。

それぞれ日の峰山、来島又兵衛、松嶽山、徳基学舎、百姓一揆等々の、本に載せた内容に触れられており、私自身も懐かしさを感じてしまった。


お一人はやはり同じ中学の同級生にあたる方で周南市の同級生とは幼馴染みとのこと、卒業写真を見ると私と直接の接点は無かったものの何となくその面影が記憶に残っている。

もうお一方も別の同級生の縁者に当たられるとのことで何れも山口県厚狭にご縁がある方々である。

お二人とも私の書いた厚狭周辺の歴史のことなどを身近に感じて貰い、様々な想い出とも繋がったようで書いた方からするとこれほど嬉しいことはない。
小さな町にも誇れる色々な歴史があり、それが少しでもゆかりの人に共有されることはとても大切なことのように思える。

他の方から寄せられた感想と併せ、苦労して写真撮影したり、校正に頑張ったことなどが報われたような気がしてとても嬉しい。

先日送られてきた山口県地方史学会の機関誌「山口県地方史研究第125号」には巻末に県内各地域の「郷土史研究会」や「地方文化研究会」活動が報告される「地方だより」の欄がある。

他地域の活発な活動に比べ、山陽小野田・厚狭地域の活動は低調で、今号のように全く記載がないことも多く、昭和の時代、厚狭に郷土史研究会があり「山陽町史」の出版等の実績をあげられていたことを思うと誠に残念な気持ちになる。

今回感想を頂いたようにふるさとの歴史に懐かしさを感じたり興味を持つ人は多分沢山居られるに違いない。
その中の一人としてこのブログのふるさと厚狭バージョンを無理せず息長く継続出来ればと思っている。

マツバボタンが暑さに耐えて花盛り
f:id:kfujiiasa:20210721113230j:plain
f:id:kfujiiasa:20210721113309j:plain
f:id:kfujiiasa:20210721113346j:plain
f:id:kfujiiasa:20210721113417j:plain