「吉田類の酒場放浪記」1000回スペシャル

BSTVの番組「吉田類の酒場放浪記」が18年経過して1000回になるらしくスペシャルとして放送された。
2019年6月6日のこの日記で番組のことについて書き、以後も、色々な酒場、居酒屋の雰囲気を楽しませてもらい、私の知らない「のんべえ」の流儀を教わった

この番組で私と同年齢の吉田さんから聞いた、いい酒場の3ヶ条はとても納得させられるものがあり記憶に留めている。
・女性客が多い
・雰囲気が開放的、外から中が見渡せる
・お店の人が黙々と仕事をしている

18年間1000回というのも驚きだが、記念にこの番組のファンや呑み仲間として登場のメンバーは
・倉本康子ーファッションモデル、おんな酒場放浪記出演
藤原竜也ー俳優、番組のファン、呑み友達
奈緒ー俳優、吉田さんのファン

一番面白く見させてもらい心に残ったのが宮崎在住の
俵万智さんで、言わずと知れた「サラダ記念日」で一世を風靡した歌人で、吉田さんの呑み友達のひとりらしい。

吉田さんは番組の中、酒場を出る度に一句詠むのが恒例になっている俳人で、俳句と短歌のやり取りはとても面白く心に響くものがありこの番組を観て良かったと思えた瞬間だった。

俵さんが呑むことを主題に詠んだ歌3首から私のイチオシ
地頭鶏(じとっこ)の もも焼き噛めば 心まで いぶされて呑む 芋のお湯割り」
ーー大阪天王寺にある宮崎発祥の居酒屋「塚田農場」で宮崎産地頭鶏のもも焼きを食べたが、確かにいぶされたように黒くて旨い。ただ私は生ビールだった。

また俵さんが「酒場放浪記」の20周年(あと2年)に向けてのエールとして詠んだ歌
「類さんの 放浪記よし 始まりと 終わりに一人の 背中を見せて」
ーー番組の始まり「行ってきます」終わりに俳句のテロップを背景にして「次の店を探して行きます」の台詞がお決まりで必ず吉田さんの後ろ姿が写し出される。やはり歌人は観るところを観ていると大いに共感した。

吉田さんの今後の抱負を書いた色紙
「愛の酒縁(しゅえん)を宇宙まで・20周年を目指して」
でエンディング。

◎葉の形からするとクンショウキクの仲間と思われる。
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