タイ・プーケット島

NHKBSに「2度目の○○」という番組がありタレントが世界各地を2度目に訪問する設定で、穴場や格安の旅を楽しむ。時折自分が行ったことのある街などが放送されると録画して見ることがある。

今回はタイのプーケット島で若手タレントが旅するが、ナレーション担当が女優の室井滋さんでこれがまた面白い。

一番良かったのが旅人がタイフード「カオマンガイ」を食べてタイ語で「美味しい」の意味の「アロイ」を言うところ、すかさず室井さんが「アロイ、アロイ私はムローイ違うか!」と叫んでいて思わず笑ってしまった。
これは台本通り?それともアドリブか?

カオマンガイ」は屋台などで人気の懐かしいメニュー、
「カオ」とはお米、ご飯の事、タイ語では食事のことを「ギン・カオ」というがこれは直訳すると「米飯を食べる」で米文化を象徴している。

「マン」は油、「ガイ」は鶏、したがって「カオマンガイ」は鶏スープの炒め炊き込みご飯に、蒸した鶏肉をのせて香草などを添えたもので甘辛タレ付き。
東南アジア各国ではこれに似たメニューがよく出てくる。

プーケット島はタイの西側アンダマン海のリゾート地でバンコクから空路約1時間で欧米人が多い。
高級食材の燕の巣が取れる島など周辺の島巡りや透き通った海でのスキューバダイビングも人気である。

私は都合4回行った気がする。
1回は娘がバンコクに遊びにきたとき足を伸ばした。娘がボートで引っ張るパラグライダーに乗り、少し心配になって見上げていたことを覚えている。

もう一度はタイの会社のタイ人の仲間と行って小型船で島巡りと素潜りをしたことが印象に残っている。

後の2回はゴルフ目的だった。プーケットに、錫鉱山の跡地を利用した素晴らしい景観のゴルフ場「ブルーキャニオン」があり、ヨーロッパツアー・ジョニーウォーカークラッシックも開催されていて宿泊施設もあり会社の休みを利用してゴルフ好きと出掛けた。
ゴルフを終えてビーチに行き、本を読みながら夕日を見た記憶がある。

どうも番組を見ながら心は想い出の方に行ったままになっていたようである。

◎クローバー・シロツメクサ、子供の頃は至るところに有って遊びの材料だった。