六角精児の呑み鉄本線日本旅①

NHKBSの番組に不定期で放送される、酒と鉄道を愛する六角精児の「呑み鉄本線日本旅」と言う番組があり題名の面白さに引かれて第一回から録画して見始めたが、鉄道オタク俳優の六角さんのゆるいキャラクターと、六角ファンを自称する異色タレント壇蜜さんの語りがマッチングして、NHKとは思えない全体がリラックスムードで以後必ず見るようになった。

今回はコロナ禍でロケが出来ない事から今迄の想い出を集めた総集編と名付けた放送である。
番組がスタートして5年20回の放送で30のローカル線を乗って、呑んだらしい。
番組は、鉄道編、酒蔵訪問の酒編、地元の人とふれあう出会い編に分かれている。
この3編の中からいいなと思った内容を抜粋してみた。


①鉄道編
・JR石北本線、タクシーで1時間半かけて訪れた昭和30年に廃棄されたタウシュベツ鉄道橋梁、古代ローマの遺跡?
普段湖の中に水没している橋が雪が少ないため現れている。
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右の橋桁から見える人が六角精児さんです
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・長崎島原鉄道、海辺の無人駅・大三東(おおみさき)駅で海を見ながら寝転がってビールを飲む。
この放送場面を見てお亡くなりになる前の女優江波杏子さんから六角さんに連絡があり「いい旅してますね」と言われたそうだ。
ちなみに江波さんは私たち世代の映画「女賭博師」シリーズで大活躍された。

②酒編
・京都丹後鉄道、舟屋で有名な伊根町で、日本で一番海に近い酒蔵で古代米を使って造った赤い酒を、大きな笑い声の女性杜氏と一緒に海辺の筏の上で試飲、ワインみたいな酒らしい。

・JR石勝線、旧炭鉱の町夕張で、炭鉱で働いていた人に向けて造っていた酒蔵で、炭鉱夫が坑内にこっそり持ち込んだ酒がまろやかに変化することを再現した、山吹色4年もの古酒を試飲して感動。

書き始めたら少し長くなりそうなので、六角精児バンドの歌と共に、後半は別に書きます。
それにしても気持ちがゆるむ番組です。

自衛隊駐屯地前の軒に咲いている花
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