映画の中で今も記憶に残る言葉②・外国映画

5月19日は日本映画を書いたが今日は外国映画の言葉で思い付いたものを。

①「風と共に去りぬ」で最後の場面、主人公を演じるビビアン・リーが自分を奮い立たせるために言う台詞「Tomorrow is another day」日本語では「明日はあしたの風が吹く。」(あしたは違った1日だ。)

・見事な英語表現を見事な日本語で打ち返した気がする。

②「十戒」で預言者モーゼを演じるチャールストン・ヘストンがシナイ山で神の言葉を聞く場面で、あなたは何者かの問いに対して、神が発した答え「I am who I am」日本語では「私は在る」「私は在るという者」 になるらしい。

・単純だが難しい言葉、唯一絶対神を表すのに何故か最適な言葉のような気もするが、神は言葉で表せないのかもしれない。

③「エル・シド」でスペインの伝説的英雄エル・シドことロドリーゴを演じるチャールトン・ヘストンがアフリカから侵攻してきたムーア人との戦いで矢を受け戦死するが死体のままで生けるがごとく部隊の先頭に立ってムーア人を撃退する。この最後のシーンでナレーションが「斯くて伝説になった」と流れて映画が終わる。

・どこの国の歴史にも必ず伝説の英雄が存在するのを実感したナレーションだった。

④「アラビアのロレンス」でアラブの王族ファイサルを演じるアレック・ギネスがピーター・オトウール演じるロレンスに向けて「オーエンス、オーエンス」と呼び掛ける。

・私達は勝手にロレンスと思っているがそれぞれの国ではそれぞれの言葉、発音が有ることを理解させられた瞬間だったような気がしている。

非常に小さな白い花の集まり、まるで雪が降ったような。
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