映画「アラモ」と「テネシーワルツ」

今、少しずつYouTubeを利用して懐メロ、江利チエミさんの持ち歌だった「テネシーワルツ」を「STAY HOME作戦」の一環で自宅でカラオケ練習中なのだが、元々音痴傾向の自分にとって、英語と日本語との切り替えの辺りの音程が難しく悩ましい。

そんな中でNHKBSのプレミアムシアターでジョンウエイン主演の映画「アラモ」を録画して観た。この映画を以前にもどこかで見たのだが、残念ながら思い出せない。

1836年北米大陸のテキサス地域がメキシコから独立する際の戦争で、独立派の戦闘準備が整うまでの時間稼ぎの為に、小さな砦「アラモ」を守ってメキシコ政府軍と戦い全滅した義勇兵183人の物語で、米国史ではこの後テキサス側が「アラモを忘れるな!!」の合言葉でメキシコ政府軍を破って独立を勝ち取り、1845年のアメリカ合衆国併合に至る。

アラモでアメリカ合衆国の英雄になったのは、ウイリアム・トラビス大佐(ローレンス・ハーべイ)ジム・ボウイ(リチャード・ウイドマーク)デイビー・クロケット(ジョン・ウエイン)等だが劇中デイビー・クロケットテネシーからはるばる来たと言うのには懐メロ「テネシーワルツ」を練習していることもあり少々驚いた。

テネシーからテキサスまではグーグル地図で見てもアーカンソー州ミシシッピ州を跨いで1000Km以上は優にあり、馬で駆け付けた場合、どのくらい日数がかかるのだろうか。

どうも当時のテキサス独立派は早くから同じアングロサクソン・イギリス系移民の住む米国各地へ寄付や義勇軍の支援を求め、テネシーからもこれに応じたものらしい。

テネシーワルツ」は親友に愛する人を取られた女性の失恋の歌で、義勇軍とは全く似合わないが、何故か映画は男性の、歌は女性のアメリカ南部気質を感じさせられる。

ウオーキング途中小川の向こうに咲いている花、矢車草?
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