ナンプラー・ナムプラー

サンマルクカフェで読んだ雑誌クロワッサンに、「うまみぎっしり鰹の生節をナムプラー風味のソテーに」という記事が載っていた。記事其の物は鰹生節とまいたけを料理したもので保存食にも活用出来るらしい。

私の興味は料理より、タイで最もポピュラーな調味料、魚醤をナムプラーと表現されていることにあった。日本でこれを表現する場合、殆んどナンプラーで、今回初めてナムプラーに出会った気がする。

外国語を日本語発音風にしているのでどれが正しいとは一概に言えないが、現地で多少タイ語を聞きかじった身からするとこの記事を書いた人に「いいねボタン」を押したい気がしてくる。

言うまでもないが魚醤は魚と塩を長期間漬け込んで出る醤油に似た液体調味料であり、その為タイ語は水や液を表すナムと魚を表すプラーとを合わせてナム・プラーと表現する。  
氷の事をナム・ケ―ンと言うがこれも水のナムと硬い事を表すケーンから来ており同じ成り立ちと言える。

確かに発音からするとナンプラーでも良いかなとは思うものの多分この記事を書いた料理家はタイ料理にも詳しいのだろう。

それはそうとしてこれを書いてるうちにカニ入りタイ焼き飯 カウパットプーにナムプラーを少し垂らした味が甦ってきた。