沖縄土産「ちんすこう」と首里城

娘が学生時代の友人と会う為に里帰りしてきたが修学旅行用の買い物をするため高校生の孫も同行、これに合わせて大阪に下宿する孫も来会、我が家に下宿中の孫も合わせて3人が揃い賑やかな1日である。

大阪に下宿中の孫は先日沖縄に行ってきたとのことで、お土産が「ちんすこう」、昔から沖縄土産と言えば「ちんすこう」が定番で中国で食べた菓子と似たような感じのする素朴な焼き菓子だったが食べる度にぼろぼろと膝や床にこぼれ落ちとても困った記憶が残る。

最近は「ちんすこう」でも色々な種類があるらしく、買ってきたのも「焼き塩」と、「きなこ」でよく見ると製造元も違う。

「焼き塩」の方を皆で食べてみたが本来の甘いところに少し塩が効いて丁度いい味でコーヒーにぴったりだったが、ぼろぼろと落ちて困るのは昔と変わらず。

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焼き塩ときな粉のちんすこう

孫の話では首里城の近くまで行ったとのことで周辺から焼け焦げた臭いがまだ強く立ちこめていたらしい。

この首里城焼失も誠に痛ましい事故で、沖縄在住の人、沖縄出身者などたくさんの人が心を痛めておられるに違いない。ニュースで報じられた際に見た多数の沖縄の人の涙が印象的だった。

原因究明はもとより、その存在意義を考えると早期の再建が必須と思われるが、本土が今まで琉球・沖縄に借りていた多くのもの、例えば薩摩藩琉球侵攻と統治、明治になっての琉球処分、太平洋戦争時の沖縄戦、戦後の基地負担等々から考えるとここは本土からの全面協力と支援を是非ともすべき状況と思われ、私自身も寄付など何らかの出来ることを考えたいと思っている。