今週は中学校の古稀同窓会に合わせて帰郷、新幹線が岡山と広島の県境を過ぎた辺りから山口県に至る窓辺の屋根瓦は黒主体から徐々に赤の瓦が増えてくる。これでいつも故郷に近付く実感を抱く。
この赤瓦は石州瓦と呼ばれ石見の国(島根県西部)で作られ中国地方に広まったもので鉄分の多い土壌からあのような赤が生まれる。私の子供時代の村落の瓦はほとんどこの色だった。
生まれた村を眺めると今さらながら田畑が消えていってる様を実感する。
昔はここから眺めると手前の家は全く無く遠くまで見通せたものだが残念。
手前は稲刈り終わってだいぶ経つ実家の田んぼ、昔はここで農作業を手伝った。
故郷の景色は帰省の度に違って見える。