孫の運転免許と免許の想い出

下宿中の孫が運転免許を取るために教習所に申し込むことになり最近の教習システムを見聞きしたが、取るまで面倒を見てくれるコースや自分の都合で自由に時間が選べるコースなど生徒数の減少に対応して教習所も色々苦労されている様子が分かる。

この過程でつい自分が免許を取った半世紀前を想い出してしまった。

あの頃、クルマは憧れで教習所には生徒が溢れ、教習所もずいぶん高姿勢で教える側の言動もどうかと思うような事が当たり前に罷り通っており私も我慢しかねて一、ニ度先生に大声で食って掛かった想い出がある。生徒の中には怒って途中でやめて帰ってしまった人も居た。

会社に勤務の傍ら、時間を見つけて何とかやりくりして教習に通い、途中長期の出張などで中断もあり、苦労してようやく免許証にたどり着いた様な気がする。然しお蔭でそこからクルマの恩恵を充分受けることが出来たし色々なメーカー、エンジンの種類、車種の違いもじっくり味わう事が出来た。

事故も交通違反も経験し今振り返ると冷や汗ものだが、酒酔い運転だけはしていない事が救いだろうか。

孫には安全運転だけは徹底して実行して欲しい。

昨今、高齢者の免許証返納が話題になっているが、好きなゴルフをやり続けるためには車の運転は必要不可欠であり、私の場合ゴルフをやめるときが免許証返納の時だと思っている。