JA准組合員モニターで施設見学

今日は地域JAのイベントモニターの第4回目会合でJAが運営されている①営農総合センターの施設②介護福祉総合センターの施設を見学してきた。

①の営農センターは地域農業の支援を目的に、技術指導、購買事業、販売事業等を行っているとのことで今日見学した施設は丁度今、シーズンを迎えた米作関連で、地域の農家から請け負った籾の乾燥、籾すり、選別、精米を行う大規模装置の稼働状況を見せてもらった。

あわせて同一敷地内の肥料、農薬倉庫、米倉庫、農業資材販売所についても見学した。

設備も新しく敷地も広くて環境的には申し分ないがコストという視点で見たときまだまだ色々な改善点があるように感じられたが、特に米作りについては都市近郊の小規模農業では元々コスト面から見ると無理がある構造があり別の観点、食料自給や都市近郊の環境保全等別の尺度が必要なのだろう。

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営農総合センター外観

次は②の介護福祉センターを見学したが愛称が「あぐりんの家」という事でH29年4月に店舗の統廃合を実施した際の閉鎖店舗を改造してオープンしたとの説明があった。

・居宅介護支援・訪問介護・通所デイサービスの3事業を取り組んでいるとのことで、全国的に見ても介護福祉事業に参入しているJAが204もあるらしい。

高齢化という環境変化のなかで多角化する場合の必然的な選択だろうか、介護福祉事業は他業種からの参入が激しいし、地道な努力が必須の事業でありJAとしての特徴、独自性を時間をかけて確立して欲しい。

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                                                       介護福祉センター外観

今日は難しい都市近郊の農業をバックアップするJAの努力の一端を見せてもらい自分自身の勉強としても有意義だった。

お土産に新米、トウモロコシ、プチトマトまで頂き恐縮と感謝。

○10月24日追記、トウモロコシを焼いて食べてみたがジューシーで甘く今まで食べたトウモロコシと断然違って美味しい。この違いはどこから来ているのか?