努力とは息をするように続けられること

将棋のことは全く無知で駒の進め方と二歩が駄目な事くらいしか知らず、棋士で知っているのは王将・坂田三吉と藤井7段位のものだが、朝日新聞一面の「折々のことば」で    若手棋士永瀬拓矢二冠(叡王・王座)を始めて知った。

<<余談ながら坂田三吉となると懐メロ、フランク永井さん「大阪ぐらし」で決まりだ !!

♪♪  ①赤い夕映え通天閣も     ………………            ③坂田三吉 端歩もついた、銀が泣いてる勝負師かたぎ……… ♪♪

いい歌詞だが今日の話とは無縁です。>>

これも始めて知ったのだが、現在将棋界には名人位を始め八つのタイトルがありその内の二つを永瀬二冠が取っているとのことらしい。

そのインタビューで「努力とは息をするように続けられること、無理をしないこと、息をすることです。」

続けて「努力というとつい我慢や根性を連想するが、人の実力というものは長いスパンで見なければならない」

「本当のゴールはうんと先にあって大事なのは継続すること。」

27歳でこの言葉が出てくる事が驚きだが、大事をなす人はやはり先を見ているのか?        今後、将棋のニュースをウオッチしてみるつもりになった。

今まで、努力するということは「身を削ったり、何かを犠牲にしてするもの」と思ってきた節が自分にもあり、それが時として「過ぎたるは及ばざるが如し」の通りになってしまったことが繰り返しあったが、この言葉を聞いて何事も目先を気にせず気を楽にして続ける気持ちになってきた。