9月28日のこの日記に「なつぞらが終わった」を書いたがそのなかで印象に残った配役の1人に妹千遥役、清原果耶さんをあげた。
今日コメダ珈琲店で読んだ「週刊文春」の最新号で清原さんが「なつぞら老け方が凄い」とのキャッチフレーズで取りあげられている。
初めは10代を演じ、すぐ後で17才とは思えない30代の母親役を見事に演じたとべた褒め。
この記事にも出ているが私が清原さんに注目させられたのは同じNHKのBS時代劇「蛍草・菜々の剣」で、主人公 菜々役の演技がとても良かったことにもある。
普段はTVドラマは見ない方だが原作が歴史小説作家の「葉室麟」さんで今まで色々な作品を読んだ事がありこの縁から録画して見ていた。
武家の娘が父の無実の罪による死と更に母の死を経て奉公に出て主家と父の共通の仇を討つまでの物語だが、余り多くを語らない健気な雰囲気が良かったし何より剣の修行中の演技で見せた殺陣が素晴らしく、刀を水平にして肩にかざし摺り足で前後に動く姿は今でも目に焼き付いている。
「週刊文春」の記事でも「ダンスで鍛えたしなやかさと体力であっという間に殺陣の型を吸収した」と書かれてあったが多分この裏には人知れない沢山の不断の努力が隠されているように感じた。
大阪出身で来春高校を卒業すると東京で女優活動をフル展開するとのことだが数年先の成長を大変楽しみに応援している。