「なつぞら」天陽君にモデルがいた。

NHK朝の連続テレビ小説で主人公「なつ」が将来結婚するかもと思わせた幼なじみの「天陽君」  、ドラマのなかでは「なつ」と別々の道を選び、農業と絵を描くことを両立させながら先日、「なつ」より先に結婚してしまった。

カード会社が定期的に発行する雑誌が今日届き、そのなかにあの「天陽君」のモデルとされる画家「神田日勝」の記事と写真が載っている。

昭和12年東京生まれ、8才で一家と共に北海道へ渡り、兄が東京芸術大学に進学するなか中学卒業後実家の農業を継ぎ、絵画に傾倒、公募展に19才で初出品、32才でなくなるまでの14年間毎年新作を発表、十勝、鹿追町に「神田日勝記念美術館」があるとのことで、ドラマの中でも出てきた同じ馬の絵の写真が雑誌に掲載されている。

この実際の経歴とドラマがぴったりしているのにはビックリ。

然しそうするとドラマでは「天陽君」が早くに死亡する場面に出くわすのではと余計な勘ぐりをしてしまう。

農家に生まれたので牛飼いの大変さも少しはわかるつもりだが、ましてや北の開拓農家である。この環境下でも画業を続け名を成すその日々の努力は並大抵ではない。