買い物難民

毎朝見ている経済情報番組で、徳島県で起業している移動スーパーを紹介していた。

買い物に行けない高齢者に移動販売車で商品を現地販売するため、運営する会社が地元スーパーと契約、移動車のオーナーを募集して販売に従事させるもので、オーナーは商品をスーパーから借りる形で余れば  返品可能、オーナーは在庫を持つ必要がない。

徳島県内で30台が運用中とのことだが、在庫負担はスーパー側というアイデアがオーナーの起業転身を助けてくれるはずで素晴らしい。

私が住んでいるところは数キロ圏にスーパーがいくつもあり都市近郊で買い物には恵まれている方だと思うが、ここ数年スーパーの近くを通ると手押しカートを引きずって歩く危ない足取りの高齢者を頻繁に見かける様になった。

また私の家は道路に面しているが買い物前後とおぼしき高齢者が花壇の端に腰掛けひと休みする姿を1日1回以上目にする。

昨今の高齢者の運転事故、免許返納問題も日々の買い物抜きには語れない。

この買い物難民といってもいい課題は今後日本の大きな社会問題になると予測されるが、反面起業のチャンスであり色々なアイデアで経済の活性化に転じる可能性もある。

私のアイデアは使いやすい高齢者専用端末を貸し出し家のテレビにスーパーの店内を映しそれを見ながら買い物、宅配されるシステムです。

流通業界の皆さんどうでしょうか?