トルコのイスタンブール市長選挙で与党の圧力によるやり直し後再び野党が勝ったニュースが流れている。
昨今、宗教色が強く出て経済も低迷し通貨も暴落、悪い情報ばかりだったが未だトルコ革命以後の民主主義が生きていると正直個人的には嬉しい。
トルコと言えば映画「アラビアのロレンス」では第一次大戦でのオスマントルコが敵役に描写されているがあくまで欧米からの見方でありもっと中立的に見ていく必要がある。
日本とトルコの友好は長い歴史があり
・トルコ軍艦エルトｳールル号和歌山沖海難事故で地元民が救難。
・日露戦争でトルコの仮想敵ロシアに日本が勝利。
・イランイラク戦争の際イラン在住の邦人救出にトルコ航空機出動。
等の事例が思い浮かぶが、日本からの開発援助もずっと継続しており中東の強国との この資産をこれからも大事にしていく必要がある。
イスタンブールを制するものがトルコを制することから考えると今後世俗派が力を得て経済も再生することを願っている。
