トヨタのターニングポイント

今日は、妻は友達と外出し同居の孫は大学へ出かけ、ひとりゆっくりする時間が沢山出来て本当に有難い。

手始めに朝、サンマルクカフェへ行きコーヒーと共に棚にあった「週刊東洋経済」をゆっくり読んできた。

このところ「豊田章男100年の孤独」と題して経済ジャーナリスト片山修さんの記事が連載されている。

トヨタ自動車と10年前に就任した豊田章男社長の取材記事で、サンマルクに行く度に読んでいるが今回は連載の7回目で10年前社長就任直後に起こったトヨタの1000万台を越えるリコールの状況が書かれている。

当時はトヨタの存亡の危機と云われ、米国で急加速による死者が多数出ておりトヨタバッシングは凄まじいもので国を挙げてトヨタを叩くような雰囲気があった。

記事はこの時米国議会の公聴会に喚ばれた章男社長の動きを詳細に語り、私も当時ニュースでこの時の応答を見ていたが、結果的にこの公聴会以降で米国の世論が変わりトヨタは危機を脱し今の好調に至るターニングポイントになった。経営者の資質が企業の明暗を分ける典型例である。

章男社長は色々な場で車好きをアッピールして年間に200台の車に試乗するらしいが、以前からの私の持論は「経営者は扱う商品を深く知らないと本当の経営は出来ない」というもので章男社長の考えに賛同すると共に最近のプロ経営者とかには否定的な見方を持っている。

ところで今日の昼食は久しぶりに好きなカップラーメンとホットドッグの組み合わせで勝手気ままなひとときです。