貴志川ゴルフ場と作家津本陽

 今日は定年後お世話になった会社のつながりで、関係者4人で和歌山県紀の川市にある貴志川ゴルフ場でプレーしてきた。

戦国時代の傭兵集団、根来鉄砲衆で有名な根来寺の南方の山手に位置するゴルフ場で、さすがに大阪からは遠い。

天気にも恵まれ目標スコアをクリア出来た。10日前位から気づいて取り組んだスイング中に体が左へ動くクセの修正効果が表れつつある。次回もこの点に継続して取り組むつもり。

私は和歌山というと直ぐに作家の津本陽さんを思う。

歴史上の登場人物に方言丸出しの言葉をしゃべらせ一世を風靡した作家である。

和歌山生まれの氏は和歌山県太地の古式捕鯨を描いて直木賞を受賞、圧倒的なリアリティーを感じさせ伝統的な捕鯨の存続にも寄与したのではと思う。

和歌山県紀伊の鉄砲集団を描いた、「雑賀六字の城」や「鉄砲伝来記」も自立心や反骨心溢れる紀州人の特性がよく出ている。

私が一番好きな作品は戦国武将のひとりで後に独自の茶道流派を開いた上田宗固を描いた「風流武辺」である。

ゴルフも遠くへ出かけると行き帰りの運転で余計な疲れが出て大変だが、その土地のことを色々思い巡らすことはとても楽しい。

スコアが良ければ更に良し!