下宿中の孫が連休で倉敷に帰っていたがこの孫や他2人を連れて娘が帰省。
この土産のひとつに「藤戸まんち”ゅう」を貰った。
倉敷名物らしく酒粕入りのこし餡で本当に美味しくコーヒーにもピッタリ。
食べている最中にラベルをみて本当にビックリした。創業寿永3年とある。
記憶にあった与謝野晶子が大原寂光院で安徳天皇の母建礼門院徳子を歌った。「ほととぎす治承寿永のおん国母、三十にして経よます寺」や歴史上の治承寿永の乱からすると
源平争乱の平安時代まで800年以上遡ることになる。
和菓子や日本酒の名前などに興味があり知らない銘柄に出会うとその由来を出来るだけ心に留めるようにしてきたが今まで室町時代がせいぜいで寿永というのは多分初めての出会いだと思う。
興味が湧いたので饅頭屋さんのホームページをみると寿永三年倉敷市児島での源平合戦「藤戸の戦い」の記述があった。
治承寿永の乱は屋島、一の谷、壇の浦などが有名だが実際には全国各地で領地争いも絡めて戦いが行われている一端がこの事からもよく分かる。
饅頭のお土産からもう一度歴史勉強のおさらいをすることになった。
今日の3時のコーヒータイムはもう一度、写真に残っている「藤戸まんち”ゅう」に決まり!!!
然し「まんじゅう」ではなく、「まんち”ゅう」は800年のこだわりでしょうか。