ボーイング737MAXの事故について再び

今日は新聞休刊日でコメダ珈琲店でも週刊誌のみで我慢したが、帰宅して日経電子版を見るとFTフィナンシャルタイムズの記事で「ボーイング慢心と過信が737MAXの失敗招く」が掲載されておりB社が失敗を認めるのに時間がかかったという論調である。

FTの筆者自身が一回目の事故の折りB社に責任が無いかのような記事を書いた反省も載っており内容的に自動操縦装置への過信等頷かれる見解も多いが結論風に述べられている「B社が過ちを認めるのに時間がかかりすぎ」については私の意見は全く違う。

前にもCEOの発言直後に書いたが被害者の方々には大変申し訳ないがよくこんなに早く過ちを認める事が出来たと思っている。

これを認めることは機体の認証ということも含め国家に関わることであり、また自社の技術的な基盤を損なうこと、更には金銭的道義的な責任を含めて企業の存立に関わることである。このようななかで失敗を認めることは机上で部外者が言うほど簡単なことではない。実際に企業等でこの様な事例や問題に遭遇して初めて分かることだろう。

何れにせよ起こった事故はわかった時点で正しく早く公表し再発防止を図る事が最善な道であることは言う迄もないことだが現実の場ではここに至るまで 最大限の「苦しみと時間」が伴う。

多分ボーイング社は被害者の救済も含めすべき事をした後で在るべき場所に帰ってくるように思う。

 今日はほうれん草の一回目の間引きと併せて夏野菜植え付けに向けて一回目の耕作を実施。