イスラエル

今日のニュースではイスラエルの選挙で右派の勝利を伝えている。

私の認識では色々な意見がイスラエル国内にあるにせよ最終的継続的にイスラエルの国論が左派に傾く事は歴史的な経過、宗教、地政学的要素から見てあり得ないのではないかと思う。

現役時代イスラエルのみで発生する輸出品の品質問題の調査で現地に1週間滞在した。その時に感じたことは

1、細長い国で長辺の一辺が海、反対側がアラブ、平原・丘陵を越えればすぐ敵地。何か事あるときは先制的に戦車や航空機で外に討って出るしか道がない。もし守勢に回ったら都市や市民の犠牲が莫大で簡単に海に追い落とされる地勢。

2、ユダヤ人とアラブ人は敵意や時として隣人と感じながら共存している。多分共存せざるを得ないのだろう。

3、宗教色を嫌う人もいるが山高帽で黒い服装のユダヤ教至上の人が沢山おりこの人達の生活全般が宗教で支配されている。

4、話していても知的に感じる人が多く、その当時でもハイテク企業が沢山進出していた。

アメリカ映画のチャ―ルトンヘストン主演「十戒」ポールニューマン「栄光への脱出」等イスラエルを理解できる材料は多い。

出張の際は観光が出来なかったが「死海」や「エルサレム」等一度は観てみたい。