毎日の習慣になっている日経新聞に連載中の安部龍太郎さんの小説「ふりさけ見れば」を読み終えてコーヒーを飲みながら遣唐使・阿倍仲麻呂の国家を背負った異国での奮闘に想いをめぐらせていた。
一回読んだ折りには全く気がつかなかったが、もう一度さし絵を含んだ紙面に目をやると小説の後ろに誠に小さな宣伝コラムがあり
【はい、真ん中に「オモイ」がある会社です】
という小さなキャッチコピーが書かれており、さらに小さな文字で「住友重機械」とある。
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最初はなんの事か理解出来なかったが直ぐに「重い」と「思い・想い」を掛けて会社をアッピールしていることが分かり発想の面白さに感心してしまった。
住友重機械工業は一般には馴染みが少ないと思われるが産業用機械、メカトロニクス、物流機器、建設機器、ライフライン、などを受け持つ会社で多くの住友系企業と同じく四国別子銅山にゆかりがあり、元々銅山に必要な機械機器から発展している。
いわば「かたくておもい」会社の柔らかい文章表現に、現在の閉塞感を打ち破りそうな明るい印象を感じてしまい、今まで概略の知識は有ったものの現役時代にも縁の無かった会社だがつい応援したくなってしまった。
考え抜かれた言葉は突然人の心に突き刺さることがある。
🔘今日は朝から雨模様で「歩き」もままならないが、昨日はさわやかな陽気のなか集落のコンペで伊賀のゴルフ場へ、
申し分のない条件下、スコアは44、50、トータル94、2ヶ月のブランクもあり後半は2回も多叩きで失速してしまい反省は多いが、2位賞とドラコン賞は確保し少々申し訳ない気分。
🔘春です、近所の散歩道沿いの桜が咲き始めている。